建築家・大江宏(1913~1989)による法政大学55/58号館会議室棟の屋根。
クロスヴォールトなので、谷、と言うか窪み毎に、雨水処理の穴が開いています。
近々解体される事が決定しているそうで、またひとつ名建築が消えてしまう事をとても悲しく思います。
東京という都市は一体いつまでガラガラポンを続けるのでしょうか?
建築家・大江宏(1913~1989)による法政大学55/58号館会議室棟の屋根。
クロスヴォールトなので、谷、と言うか窪み毎に、雨水処理の穴が開いています。
近々解体される事が決定しているそうで、またひとつ名建築が消えてしまう事をとても悲しく思います。
東京という都市は一体いつまでガラガラポンを続けるのでしょうか?
中之条のメインストリートに建つお店の側面。
よくある隙間風対策で真壁木造を亜鉛鍍金鋼板で覆っている訳ですが
なんとわざわざ柱の凹凸通りに張り回しています。
かなり手間の掛かる仕事だった筈ですが、その甲斐あって好い雰囲気です。
先述の信濃町駅・誘導灯上にある燕の巣。
今日は雨なので皆さん御在宅のようです。
慶應病院・2号館の中庭に面した、ガラスブロックによるトップライト。
形そのものは水勾配もしっかり取り、悪い訳でないのですが
枠材の継手部分がこの有様。
シーリング材を左官の目地漆喰の如く盛り上げて雨の侵入を防いでいます。
ここが劣化したら、即、雨漏り。
この手の納まり、実は我が家でも同様の部分がございます。
昨年の補修時、止むを得ず、やはりシールのテンコ盛りに……。
我が家の場合、竣工直後から25年以上トップライトからの雨漏りに悩まされ続けて来ました。
下階の収納棚に入れていた貴重な書籍がダメになるなど被害が続出(ちなみに断じて私の設計ではありません)。
我々の世代は、先輩達から「シールに頼る納まりは厳禁である」と耳にタコが出来るほど念を押されて来ました。
いわんやトップライトに於いてをや、慎重にも慎重を期す必要がある事を、身を以て実感しております。
アスワンハイダム建設のため移設されたアブシンベル神殿。
遺跡を分割して運び積み直したのだとか(注)。凄い事ですね。
ところでこの写真、まるで空の青と土(石)色だけの世界。
なんとなく画家・薮野健先生の作品を思い起こしませんか?
(注)上写真をよく御覧頂くと、分割した跡が見て取れます。
今日、大学院講義からの帰り道
梅の実が沢山落ちていました。
「今年は豊作だな、ウッキッキ」
(歓喜院聖天堂にて)
西表島でサイクリング中に
未だ熟していない実を初めて見ました。
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