三聖吸酸の図

先におふざけ写真を載せてしまったので今日は真面目に。

01(CIMG3120・20180106)加工(2)・トリミング縮小200×600・露光量ガンマ0.90・コントラスト+25

暗くて且つピントも甘くて、誠に恐縮です。
以下、熊谷市HPの当該部分に関する記述から抜粋致します。

歓喜院聖天堂の奥殿の南側上部、唐破風(からはふ)の下には、三人の聖人が一つの瓶を囲んでいる彫刻があります。
これは、孔子、釈迦、老子が酢をなめて、その酸っぱさを共感している様子を表現したものであり、「三聖吸酸(さんせいきゅうさん)」という中国の故事に由来しています。
つまり、酢が酸っぱいという事実は皆同じであり、儒教、仏教、道教など、宗教や思想が異なっているとしても、真理は一つであるという「三教一致(さんきょういっち)」を意味しています。

この故事のオリジナルは、儒教の蘇軾(そしょく)と道教の黄庭堅(こうていけん)という二人の書家が、仏教の仏印禅師(ふついんぜんじ)のもとを訪れた際に、桃花酸(とうかさん)という酢をなめ、三人が共に顔をしかめたという逸話に基づいています。
(以下略)

山本成一郎設計室は、8月12日までお休みさせていただきます。